加害者の刑事裁判が始まったら
Q&A

Q1 加害者が起訴(公判請求)されたと聞きました。裁判に参加できますか

A1 一定の犯罪については、加害者が受ける刑事裁判に被害者の方が参加できることがあります。詳しくは弁護士にご相談ください。

 また、被害者参加という形ではなくても、証人として、または意見陳述を行うことで関わることもあります。

Q2 被害者として刑事裁判に関わりますが、とても不安です

A2 裁判に参加することは、多くの被害者の方にとって大きな負担を伴います。その負担を軽減するため、様々な制度が設けられています。お名前を秘匿したり、周りに衝立を立てて他の人から見えないようにしたり、裁判が開かれる法廷とは別の部屋から参加することができたり、裁判所までの旅費を負担してもらえる場合もあります。

 被害者参加に際して弁護士にご依頼いただいた場合、弁護士は、刑事裁判に参加される被害者の方をサポートし、ご意思がより反映できるように活動を行います。

Q3 加害者がどのような判決を受けたのかわかりません

A3 検察に連絡すると、状況や結果を教えてくれることがあります。また、加害者が実刑になった場合、刑務所からの出所時期等について、情報を受け取ることができる場合があります。

 弁護士にご依頼いただいた場合、弁護士が被害者の方と捜査機関の間に入り、情報のやりとりをサポートします。 

Q4 加害者がどのような捜査を受けたのか知りたいです

A4 警察や検察が作成した刑事記録(一部のこともあります)や、裁判所に提出された記録を、被害者の方が見ることができる場合があります。詳しくは弁護士にご相談ください。