会長挨拶

鳥取県弁護士会 会長 駒井重忠

ごあいさつ

 平素より、鳥取県弁護士会の活動にご理解とご支援をいただいておりますことに、厚く御礼を申し上げます。
 鳥取県弁護士会のホームページにようこそお越しくださいました。
 2018年度の会長に就任した駒井重忠でございます。副会長の谷口麻有子、中崎雄一、渡邉大智とともに、一年間、鳥取県弁護士会の運営に携わってまいります。
 どうぞ、よろしくお願い致します。

 弁護士の使命は、基本的人権を擁護し、社会正義の実現を図ることです。
弁護士は司法の一翼を担う立場として、国政に意見を届けることが困難と思われる社会的少数者の人権も擁護し、憲法に基づく「法の支配」が社会にあまねく行き渡るよう、社会秩序の維持と法制度の改善に努めなければなりません。
 ところが、弁護士は、かつて、その数がきわめて少なく、活動の実態があまり知られない存在でした。法の専門職として法律業務を独占しながらも、その希少性のために、実際には相談することさえままならない、敷居の高い存在であったといえます。市民と法との懸け橋となるべき存在が、むしろ市民と法を遠ざける存在になっていたといっても過言ではありません。
 近年、国の司法改革が行われ、弁護士をはじめとする法曹人口の増員が図られました。鳥取県弁護士会におきましても、2001年に「弁護士倍増宣言」を掲げ、弁護士過疎の解消に積極的に取り組みました。その結果、2001年当時25名であった登録会員数が、現在では60余名になっております。

 もちろん、弁護士が増えたというだけではアクセスの改善には至りません。
 依然として「誰に相談してよいかわからない」という声を頂戴しておりますし、「弁護士に相談する方法がわからない」という声もいただいております。費用に関するご心配もあろうかと思います。
 鳥取県弁護士会では、こうした声にお応えするものとして、かねてより「法律相談センター」を運営してまいりました。「法律相談センター」では県内の弁護士による面談の法律相談を定額でご提供しております。相談後、担当した弁護士に事件をご依頼いただくことも可能です。
「法律相談センター」のご予約方法は簡単です。当弁護士会宛にお電話をいただくか、「ひまわりお悩み110番」にお電話をいただくだけで結構です。このホームページでもご案内しております「ひまわり相談ネット」をクリックしていただくと、インターネットからのご予約ができるようになっております。収入に不安をお持ちの方でも安心して法律相談をご利用いただける「民事法律扶助制度」(日本司法支援センター「法テラス」)もご案内しております。
 事業者様からのご相談に関しましては「ひまわりほっとダイヤル」をおすすめしております。全国共通ダイヤルにお電話いただくだけでご予約が可能です。県内の弁護士による初回30分の無料法律相談を面談で受けていただくことができます。
 また、交通事故の被害にあわれた方やそのご家族からのご相談に関しましては、「交通事故相談センター」による定期的な無料法律相談会を実施しております。「交通事故相談センター」は公益財団法人日弁連交通事故相談センターが運営する公的な法律相談です。全国の各都道府県弁護士会に支部が設けられており、鳥取県弁護士会にお電話をいただくだけでご予約ができ、県内の弁護士が面談でご相談を承ります。

 鳥取県弁護士会では、これまで以上に、県内の弁護士が皆さまにとって身近で親しみやすく、かつ安心していただける存在となるよう、相談しようと思えばいつでも信頼のある弁護士にご相談いただける体制を引き続き整えていきたいと考えております。
 そのためにも、弁護士会の広報活動に力を入れ、当弁護士会のマスコットキャラクターである「まさこ先生」とともに、県内弁護士の活動をご紹介してまいります。

 真のブランドは、手を伸ばせば手に届くところにあるからこそ、その価値を確かめることができ、信頼が得られるものです。社会正義を実現し、基本的人権を擁護する法の専門職として「ひまわり」の記章に込められた弁護士のブランドは、実際に活用することによってはじめて、その価値を実感していただけるはずです。
 ぜひ、当弁護士会に所属する弁護士をご活用いただき、ご用命ください。

 今後とも、鳥取県弁護士会の活動に温かいご支援とご理解を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。